計算屋
住宅・お金更新 2026年4月26日

引越し費用の概算 計算機(単身〜家族 / 距離・繁忙期対応)

引越し費用は、荷物量・距離・時期(3〜4月の繁忙期かどうか)・住居の階段・エアコン台数で大きく変わります。本ツールでは、SUUMO引越し相場・価格.com引越し相場・主要業者(アート・サカイ・アリさんマーク)の公開データから組み立てた中央値ベースで、下限〜中央値〜上限の3点見積もりを即時に表示します。相見積もりを取る前の「あたり値」としてご活用ください。

計算機

入力

階分

エレベーターなしの2階以上に住む場合の階数(往復)。1階につき+3,000円。

標準工事で1台あたり+18,000円(取外し+取付込)。

計算結果

見積もり中央値

¥50,000

下限 ¥40,000 上限 ¥62,500

内訳

基本料金(時期込み)
¥50,000
階段運搬
¥0
エアコン工事
¥0

※ 段ボール・ガムテープ・布団袋など梱包材は標準で含まれます。ピアノ・金庫・大型家具の特殊運搬は別料金です。 繁忙期の3月20日〜4月10日は本計算より2〜3割上振れすることがあります。

この計算機でわかること

引越し業者を選ぶ前に、おおよそいくらかかるのかを 3点見積もり(下限・中央値・上限) で把握するための道具です。世帯規模・距離・時期・階段・エアコン台数を選ぶだけで、相見積もりの「あたり値」をその場で表示します。

業者から最初に出てくる見積もりは、繁忙期だと「言い値」のことが多く、相場感を持っているかどうかで2〜5万円の差が出ます。本計算機の 下限値を基準に 2社以上の相見積もりを取り、中央値より下に持っていくのが現実的なコツです。

計算式の根拠

基本料金(通常期・標準オプションなし)

各社(アート引越センター・サカイ引越センター・アリさんマークの引越社・ハート引越センター)の公開価格+SUUMO引越し相場・価格.com引越し相場のサンプルから、世帯規模 × 距離の組み合わせの中央値を採用しました(円)。

世帯同市内同県内隣接県(〜200km)遠距離(〜500km)長距離(500km〜)
単身(少なめ)38,00045,00055,00080,000110,000
単身(標準)50,00060,00075,000110,000160,000
家族2人75,00090,000110,000160,000220,000
家族3人100,000120,000145,000200,000280,000
家族4人+130,000160,000190,000250,000350,000

時期係数

  • 通常期: 1.0
  • 繁忙期(3〜4月): 1.5

繁忙期のなかでも「3月20日〜4月10日」のピーク3週間は、業者によっては通常期の 1.7〜2.0倍 まで跳ね上がります。本計算機は中央値ベースで1.5倍を採用しています。

追加オプション

  • 階段運搬: エレベーターなしの2階以上の住居で発生。1階分(往復)あたり +3,000円
  • エアコン取り付け・取り外し: 標準工事で1台あたり +18,000円(取り外し+取り付け一式)。配管延長・古い機種の処分は別料金。

結果のレンジ

  • 下限 = 中央値 × 0.80(業者比較・閑散時間帯指定が成功した場合)
  • 上限 = 中央値 × 1.25(業者比較なし・指定時間ありの場合)

入力項目の補足

  • 荷物量の判定:
    • 「単身(少なめ)」= 段ボール10箱前後 + 小さな家具1〜2点。一人暮らし1〜2年目向け。
    • 「単身(標準)」= 段ボール15〜25箱 + 洗濯機・冷蔵庫・本棚・テレビあり。3年目以降の一人暮らし向け。
    • 家族の判定は人数ベース。2DK以上に住んでいる家族は「家族3人」相当の荷物量があると考えてください。
  • 距離の判定:
    • 「同一市区内」: 直線距離で〜15km 前後。
    • 「同県内」: 同一都道府県内の隣の市など、〜50km。
    • 「隣接県」: 関東圏内の都県またぎ(東京→千葉、大阪→兵庫など)、〜200km。
    • 「遠距離」: 200〜500km。東京→名古屋・大阪→広島など。
    • 「長距離」: 500km超。東京→福岡、東京→札幌など。フェリー輸送が絡むと別料金。
  • 階段: 戸建て3階・エレベーターなしのアパート2階上り、など合計階数を入れます。エレベーターありのマンションは0階分。

ケース別の例

ケースA: 単身(標準)・市内・通常期

入力: 単身(標準)・同市内・通常期・階段0・エアコン0台 → 中央値 50,000円(下限 40,000 / 上限 62,500)

業者見積もりが7万円超の場合は、相見積もりや時間帯指定なしで5万円台まで下げられる余地が大きい範囲です。

ケースB: 家族3人・関東→東海・繁忙期

入力: 家族3人・遠距離(〜500km)・繁忙期・階段0・エアコン2台 → 200,000 × 1.5 + 18,000×2 = 336,000円(下限 268,800 / 上限 420,000)

繁忙期の遠距離は30万円を超えるのが普通。3月の繁忙ピークを避けて、4月15日以降にずらすだけで5〜10万円下がる可能性があります。

ケースC: 単身(少なめ)・同県内・繁忙期・2階上り

入力: 単身(少なめ)・同県内・繁忙期・階段2階分 → 45,000 × 1.5 + 6,000 = 73,500円(下限 58,800 / 上限 91,875)

単身でも繁忙期と階段を組み合わせると7万円台。閑散日(平日午後便)を選べば下限の6万円台に届く可能性が高いです。

よくある誤解・注意点

  • 「業者の最初の見積もり = 適正価格」ではない: 1社目は概して上限寄り(中央値の1.2〜1.5倍)の提示をしてきます。2社目以降の見積もりを取ったうえで、最初の業者に「他社さんは◯円で出してくれた」と再交渉するのが定石です。
  • 「時間指定なし」は2〜3万円安い: 平日午後便、業者の任意時間(フリー便)を選ぶと、繁忙期でも料金が大きく下がります。
  • 「3月25日 → 4月3日」は災害級: この10日間は業者によっては通常期の2倍超になり、トラックも人員も枯渇します。可能なら3月15日以前または4月15日以降にずらすだけで、本計算機の中央値より3〜5万円下がります。
  • 梱包材は基本含まれる: 主要業者は段ボール30〜50枚・ガムテープ・布団袋を見積もりに含めるのが一般的。「梱包材別料金」と言われたら、その業者は避けても問題ありません。
  • 「不用品引取り」は割高: 引越し業者の引取りオプションは便利ですが、自治体の粗大ごみ収集(500〜2,500円/点)の3〜5倍になることがあります。事前に自治体回収を予約すると数万円浮きます。

引越し費用を下げる優先順位

  1. 時期をずらす: 3月下旬〜4月初旬を避けるだけで5万円以上下がる可能性。
  2. 3社以上の相見積もり: 一括見積サイト・直接連絡 を組み合わせて。
  3. 時間指定なしのフリー便: 平日午後便なら通常期で20〜30%、繁忙期で10〜20%安くなる。
  4. 荷物量を減らす: 不用品処分を引越し前に済ませると、業者の段ボール換算が小さくなり料金が下がります。
  5. エアコン工事を別業者に依頼: 引越し業者経由よりも、地域の電器店・取付け専門業者の方が3,000〜5,000円安いことがあります。

関連する計算機

参考にしたデータ

注意事項

  • 本計算機の値は「業者見積もりの中央値」をベースにした概算です。実際の料金は搬入経路・依頼日・トラックの空き状況・住居の特殊条件で2〜3万円単位で変動します。
  • ピアノ・金庫・大型家具(特殊家具)の運搬は別料金で、本計算結果に追加で2〜10万円が必要になります。
  • フェリー輸送が絡む長距離(東京⇄北海道・東京⇄沖縄など)は、本計算結果に船舶料金として2〜5万円が上乗せされます。
  • 法人契約・社宅契約は本計算機の対象外です(多くは別料金体系)。

よくある質問

操作・計算根拠まわりでよく聞かれるポイント