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計算屋
子育て更新 2026年5月7日

育休手当 計算機|出生後80%給付対応

育児休業給付金(育休手当)の月額・総額を、休業期間・延長有無・2025年4月新設の「出生後休業支援給付金(80%相当)」の対象判定込みで試算する計算機です。厚労省「育児休業給付について」、雇用保険法第61条の7、令和7年4月の制度改正を反映し、6ヶ月までの67%期、6ヶ月以降の50%期、社会保険料免除による実質手取り、1歳半・2歳延長まで時系列で可視化します。

計算機

入力

6か月平均

ヶ月

最大24か月(2歳まで延長時)

両親14日以上 + 産後8週以内 + 通算28日

計算結果

育児休業給付金 総支給額

¥2,106,000

月額(67%期) ¥201,000 / 月額(50%期) ¥150,000

給付の内訳

賃金日額(月給÷30)
¥10,000
出生後休業支援給付金(+13%、28日分)
¥0
6ヶ月までの67%期 合計
¥1,206,000
6ヶ月以降の50%期 合計
¥900,000
総支給額
¥2,106,000

社会保険料免除(概算)

社会保険料 免除総額
¥540,000

健康保険・厚生年金が育休期間中は本人・会社負担とも免除(厚生年金保険法第81条の2)。雇用保険料は休業中ゼロ。将来の年金額には影響なし。

月別の時系列

給付率月額
1ヶ月目67%¥201,000
2ヶ月目67%¥201,000
3ヶ月目67%¥201,000
4ヶ月目67%¥201,000
5ヶ月目67%¥201,000
6ヶ月目67%¥201,000
7ヶ月目50%¥150,000
8ヶ月目50%¥150,000
9ヶ月目50%¥150,000
10ヶ月目50%¥150,000
11ヶ月目50%¥150,000
12ヶ月目50%¥150,000

補足メモ

  • 育休中は社会保険料(健康保険・厚生年金)が免除。実質的な手取りは給与時の80%程度になる試算。

※ 厚労省「育児休業給付について」、雇用保険法第61条の7、令和7年4月施行の出生後休業支援給付金リーフレットを元にした標準モデル。月額・日額の上限は令和6年8月改定値。実際の支給額・受給期間はハローワーク認定によります。

この計算機で何がわかるか

産休・育休中にハローワークから受け取れる 育児休業給付金(育休手当) を、休業開始前の月給・休業期間・延長有無・2025年4月施行の出生後休業支援給付金(80%相当) の対象判定込みで自動計算します。

厚労省「育児休業給付について」、雇用保険法第61条の7、令和7年度の制度改正を反映し、6ヶ月までの67%期、6ヶ月以降の50%期、社会保険料免除による実質手取り、1歳半・2歳延長まで月別に時系列表示します。

計算式の根拠

基本給付の計算式

休業開始時賃金日額 = 休業開始前6か月の総賃金(賞与除く) ÷ 180
                  ≒ 月給 ÷ 30

月支給額(67%期) = 賃金日額 × 30日 × 67%
月支給額(50%期) = 賃金日額 × 30日 × 50%
  • 6か月(180日)まで:給付率 67%
  • 6か月以降(181日〜):給付率 50%

月額の上限・下限(令和6年8月改定)

  • 賃金日額 上限 15,690円 / 下限 2,869円
  • 67%期 月額上限 315,369円(15,690×30×0.67)
  • 50%期 月額上限 235,350円(15,690×30×0.50)

出生後休業支援給付金(令和7年4月新設)

両親ともに育休取得を促進する新制度。以下の3条件を満たすと +13% を加算 = 実質80%相当(手取りベース)

条件内容
期間子の出生後8週間以内(父)/産後休業終了後8週間以内(母)
期間通算28日(最大)の休業
両親両親ともに14日以上の育休取得
出生後休業支援給付金 = 賃金日額 × 28日 × 13%
                    ≒ 月給 × 28/30 × 13%

育休延長の判定

延長条件給付率
1歳〜1歳半保育所等に申し込んでも入所不可(不承諾通知書必要)50%継続
1歳半〜2歳1歳半時点でも入所不可50%継続

雇用保険法第61条の7第3項 に基づく延長制度。2025年4月以降は 「保育所申込みが入所目的の合理的なものか」のチェックが厳格化(第一希望のみ提出など意図的不入所は延長不可)。

社会保険料の免除

育休期間中は 健康保険料(約5%)+ 厚生年金保険料(約9%)+ 介護保険料(40歳以上、約0.9%) の本人・会社負担分が 全額免除(厚生年金保険法第81条の2)。雇用保険料(0.6%)は休業中ゼロ。

月給30万円なら月約4.5万円、1年で約54万円の社保免除 が上乗せされ、実質的な手取りは給与時の 80%近く になる感覚。

入力項目の補足

  • 休業開始前の月給:休業開始前6か月の総賃金(賞与除く、各種手当含む)の平均。額面で入力。
  • 育休取得期間:原則1歳まで(12ヶ月)、延長で最大2歳まで(24ヶ月)。
  • 育休延長の有無:保育所入所不可等の理由がある場合に1歳半・2歳まで延長可能。
  • 出生後休業支援給付金:両親ともに14日以上育休 + 産後8週以内 + 通算28日以内の3条件。

ケース別の例

ケース1:母親・月給30万・1年取得・支援給付金なし

  • 賃金日額 10,000円、月67%期 = 20.1万円、月50%期 = 15万円
  • 6ヶ月67% + 6ヶ月50% = 120.6万円 + 90万円 = 総額210.6万円
  • 社保免除 月4.5万円×12ヶ月 = 54万円分の負担減
  • 実質的な手取りは給与時の 80%近く(67%期)/70%程度(50%期)

ケース2:父親・月給40万・産後パパ育休28日 + 母親育休 → 両方80%対象

  • 父:賃金日額 13,333円、月67%期 = 26.8万円
  • 出生後休業支援給付金 +13%:28日×13,333×13% = 約4.85万円上乗せ
  • 父28日分:26.8万×28/30 + 4.85万 = 約30万円(実質80%相当)
  • 母も同様の上乗せが28日分適用 → 両親同時取得で世帯収入の急減を緩和

ケース3:1歳半まで延長(18ヶ月)月給25万

  • 賃金日額 8,333円、月67%期 = 16.75万円、月50%期 = 12.5万円
  • 6ヶ月67% + 12ヶ月50% = 100.5万円 + 150万円 = 総額250.5万円
  • 延長理由は 保育所入所不承諾通知書 をハローワーク提出が必須

ケース4:2歳まで延長(24ヶ月)月給30万

  • 6ヶ月67% + 18ヶ月50% = 120.6万円 + 270万円 = 総額390.6万円
  • 月15万円が継続するが、住民税の翌年負担(給与時の所得ベース)に注意

ケース5:月給60万(上限超え)・1年取得

  • 賃金日額 15,690円(上限頭打ち)
  • 月67%期 = 315,369円(上限)、月50%期 = 235,350円(上限)
  • 60万×0.67=40.2万のはずが 31.5万円で頭打ち → 高所得層は生活水準の見直しが目安

よくある誤解・注意点

  • 「6ヶ月で50%に下がるのを忘れがち」:家計シミュレーションでは 必ず6ヶ月後の生活費を別途計算 する。配偶者育休へのバトンタッチ、時短勤務復帰、副業の準備時期。
  • 「出生後休業支援給付金は自動で80%」は誤解両親ともに14日以上育休が必須条件。配偶者が育休を取らない場合は対象外で従来通り67%。配偶者を産後パパ育休に誘導 することが世帯収入の最大化の目安。
  • 「社会保険料免除でも年金は減らない」のは正しい:育休期間は 厚生年金加入期間としてカウント されるため、将来の年金額に影響なし(厚生年金保険法第81条の2)。「払ってないのに払ったとみなされる」優遇措置。
  • 「住民税は翌年に来る」を見落とすと家計直撃:育休前年の所得に基づく 住民税が翌年6月から徴収開始。育休中で給付金中心の生活でも、前年フルタイム所得分の住民税(年収500万なら月2万円程度)が来る。住民税分の積み立てを目安に。
  • 「育休中に副業」は要注意:育児休業給付は 「休業」が前提。月10日(または80時間)以上の就労があると給付ストップ。短期・スポット的な収入はOK だが、継続的な副業はハローワークと会社双方への確認が目安。
  • 「保育所申込みは入所できなさそうなところを書く」は2025年改正で危険意図的な不入所は延長不可 とされた。本気で入所を希望する申込みであることが要件。
  • 「延長で総額が増えてお得」は単純計算上正しいが:延長中も家計は給与時の半分以下。配偶者の収入・キャリアブランク・保活の難易度 を総合判断する目安。
  • 「父親も育休取れる」を会社が周知していない:2022年4月以降、会社は対象労働者への育休取得意向確認が義務 (雇用保険法・育児介護休業法)。取りにくい雰囲気でも法的には権利。
  • YMYL注意:本機は試算ツールであり、実際の支給可否・金額・期間はハローワークの個別認定によります。休業開始前にハローワーク・会社の人事担当に必ず確認 するのが目安。給与体系(賞与込み・手当含み)によっては賃金日額の計算が異なるケースもあります。

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参考資料

よくある質問

操作・計算根拠まわりでよく聞かれるポイント

公開: 2026年5月7日 / 更新: 2026年5月7日

本計算機は公開統計を参照した参考値を提示するものであり、個別の状況によって実額は変動します。