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計算屋
健康更新 2026年5月7日

老人ホーム費用 比較計算機|特養・有料・サ高住

親や配偶者の入居先を検討する家庭向けに、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護付き有料老人ホーム・サ高住の月額と入居一時金を比較する計算機です。厚労省「介護サービス情報公表システム」「介護給付費等実態統計」、国交省「サ高住情報提供システム」を元に、入居一時金の月割償却・年金との差額・想定期間の総額・短期退去時の返還額まで一気通貫で試算します。

計算機

入力

円/月

介護付有料:15-30万、特養:8-15万が目安

特養・老健は通常0円

標準5年、契約書類で要確認

平均:有料3〜5年、特養10年〜

円/月

老齢厚生・国民年金の手取り目安

退職金・預金・有価証券

計算結果

想定入居期間の総額(一時金+月額×期間)

¥19,800,000

実質月額 ¥250,000 / 年金との差額 ¥100,000/月

家計持続性

月額不足(年金引き後)
¥100,000
年間取り崩し額
¥1,200,000
現在資産で持つ月数
約70か月(約5.8年)
入居期間終了時の手元資金
¥2,800,000

入居一時金 短期退去時の返還額(目安)

1年で退去した場合
¥2,400,000
3年で退去した場合
¥1,200,000

※ 初期償却がある契約では返還額がさらに減ります

補足メモ

  • 有料老人ホームの入居一時金は短期退去時の返還ルール(償却年数・初期償却率)が事業者ごとに異なるため、契約書類の確認を。
  • 現状の年金・資産では入居期間中に資金が尽きる可能性があります(約5.8年で枯渇する目安)。

※ 厚労省「介護サービス情報公表システム」「介護給付費等実態統計」、国土交通省「サ高住情報提供システム」を元にした標準モデル。実際の費用・契約条件は事業者・地域により大きく異なります。施設見学時に料金明細・重要事項説明書のご確認を。

この計算機で何がわかるか

親の入居先を検討する家族向けに、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅 の4タイプを横断比較できる計算機です。月額・入居一時金・想定入居期間・年金・現在資産を入力すると、実質月額(一時金償却込み)・年金との差額・想定期間総額・資金枯渇までの月数・短期退去時の返還額 までまとめて試算します。

厚労省「介護サービス情報公表システム」「介護給付費等実態統計」、国土交通省「サ高住情報提供システム」を出典とした標準モデルです。

計算式の根拠

4タイプの一般的な月額・入居一時金の目安

施設タイプ月額目安入居一時金介護対応
特別養護老人ホーム8〜15万円0円要介護3以上
介護老人保健施設8〜14万円0円在宅復帰目的・原則3〜6か月
介護付き有料老人ホーム15〜30万円0〜数千万円要支援〜要介護5
サービス付き高齢者向け住宅10〜25万円数十万円〜自立〜軽度(介護は外部契約)

地域・部屋タイプ・事業者により大きく変動します。月額には食費・居住費・管理費が含まれるのが一般的ですが、契約により別建ての場合もあります。

入居一時金の月割償却

実質月額 = 月額利用料 + 入居一時金 ÷ (償却年数 × 12)
月額不足 = max(0, 実質月額 - 年金月額)
年間取り崩し = 月額不足 × 12
想定期間総額 = 入居一時金 + 月額利用料 × 入居年数 × 12

償却年数は 5年(60か月)が標準的 な目安。事業者によっては7〜10年や、入居初日に一定割合(10〜30%)を「初期償却」とする契約もあります。

短期退去時の返還額(基本式)

返還額 = 入居一時金 × (1 - 経過月数 / 償却月数)

例:500万円・5年償却で2年(24か月)で退去 → 500万 × (1 - 24/60) = 300万円 が返還の目安。初期償却が30%なら、(500万×0.7) × (1 - 24/60) = 210万円 程度に減ります。

資金枯渇までの月数

入居一時金支払い後の残資産 = 現在資産 - 入居一時金
持続月数 = 残資産 ÷ 月額不足

年金で月額を賄えるなら理論上は資産が減らないため「年金で賄える」と表示します。

入力項目の補足

  • 施設タイプ:4タイプから選択。月額の入力欄に標準的な目安額を例示。
  • 月額利用料:食費・居住費・管理費・介護費の総額。重要事項説明書の「月額」欄を参照。
  • 入居一時金:契約時に支払う前払金。特養・老健は通常0円、有料老人ホームは0〜数千万円の幅。
  • 償却年数:通常5年。契約書類の「償却期間」欄で確認。
  • 想定入居期間:終身利用前提なら平均寿命までの年数を目安に。
  • 年金月額:本人の老齢年金(厚生・国民・遺族・障害)の合計手取り。
  • 現在資産:預金・有価証券・退職金などの取り崩し可能資産。

ケース別の例

ケース1:介護付き有料老人ホーム・首都圏標準

  • 月額20万円、入居一時金300万円、5年償却、想定7年入居
  • 年金月15万円、現在資産1,000万円
  • 実質月額:20万 + 300万/60 = 25万円
  • 月額不足:25万 - 15万 = 10万円
  • 7年総額:300万 + 20万×84 = 1,980万円
  • 資金持続:(1,000万 - 300万) / 10万 = 70か月(約5.8年) → 入居期間中に資金枯渇する目安

ケース2:特養(多床室)・地方都市

  • 月額10万円、一時金0円、想定10年
  • 年金月12万円、現在資産400万円
  • 実質月額:10万円、月額不足:0円(年金で賄える)
  • 10年総額:1,200万円(年金収入1,440万でカバー)
  • 資金維持できる目安

ケース3:介護付き有料老人ホーム・高級型

  • 月額30万円、入居一時金2,000万円、10年償却、想定5年
  • 年金月20万円、現在資産5,000万円
  • 実質月額:30万 + 2,000万/120 = 約46.7万円
  • 月額不足:約26.7万円/月
  • 5年総額:2,000万 + 30万×60 = 3,800万円
  • 資金持続:(5,000万 - 2,000万) / 26.7万 = 約112か月 = 約9.4年 → 5年なら持つ目安
  • 5年で退去した場合の返還:2,000万 × (1 - 60/120) = 1,000万円

ケース4:サ高住・自立型

  • 月額12万円(介護費別)、一時金30万円、想定5年
  • 年金月13万円、現在資産600万円
  • 月額不足:0円(年金で賄える目安)
  • ただし要介護化したら別契約の介護費(月3〜10万円程度)が加算される点に注意

よくある誤解・注意点

  • 「特養は月10万円だから安い」は半分正解:特養(従来型・多床室)は月8〜10万円が目安ですが、ユニット型個室は月13〜15万円 が一般的。所得が高いと食費・居住費の補足給付が受けられず満額負担になります。
  • 「入居一時金が高い=終身安心」は誤り:高額な入居一時金は短期退去時の返還率が低く、事業者倒産時の返還保証は500万円が上限(前払金保全措置)。月額型(一時金少なめ)の方が柔軟性が高い ケースもあります。
  • 「老健に長期入所できる」は誤り:介護老人保健施設は 在宅復帰を目的とした中間施設 で、原則3〜6か月の入所目安。長期入所を希望する場合は特養申込・有料老人ホームへの移行を並行検討するのが目安。
  • 「サ高住は介護付き」は誤解:サ高住は 安否確認・生活相談が基本サービス で、介護が必要になると訪問介護等を別契約で利用。介護度が上がると、介護付き有料老人ホームの方が結果的に安くなるケースも。
  • 入居前の医療介護要件:介護付き有料老人ホームは入居時自立可能なところが多く、要介護5や認知症進行で入居拒否や退去要請のケースも。入居後の医療介護要件変化 を契約書で確認するのが目安。
  • 資金枯渇時の選択肢:本機の「資金枯渇までの月数」が想定入居期間より短い場合、①特養申込(要介護3以上)、②生活保護申請、③自宅売却・リバースモーゲージ、④家族による補填(仕送り) の選択肢を早めに検討するのが目安です。
  • YMYL注意:本計算機は施設費用の比較検討の目安であり、特定施設の推奨・契約助言ではありません。施設選びは 重要事項説明書の精読・複数施設見学・地域包括支援センターへの相談 を経て決定するのが目安です。

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参考資料

よくある質問

操作・計算根拠まわりでよく聞かれるポイント

公開: 2026年5月7日 / 更新: 2026年5月7日

本計算機は公開統計を参照した参考値を提示するものであり、個別の状況によって実額は変動します。

本計算機は一般的な目安を示すものであり、診断・治療・服薬の助言ではありません。具体的な健康判断にあたっては、医師・薬剤師・公的機関の最新情報にご確認ください。

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