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計算屋
健康更新 2026年5月7日

介護費用 自己負担 計算機|高額介護サービス費込み

親や配偶者が要介護認定を受けたとき、月の介護サービス自己負担がいくらになるかを「要介護度×所得区分×利用率×負担割合」の4軸で試算する計算機です。厚労省「サービスにかかる利用料」「高額介護サービス費」基準額、令和6年度介護報酬告示の区分支給限度基準額を元に、上限適用後の実質月額・年額と還付見込みをまとめて表示します。

計算機

入力

%

0〜100%。在宅で限度額一杯使うなら100%

円/月

自費ヘルパー・配食・家政等。還付対象外

計算結果

実質的な月額自己負担(保険外サービス込み)

¥21,638

年額目安 ¥259,661

介護保険サービスの内訳(月額)

区分支給限度基準額
¥270,480
利用したサービス費(10割相当)
¥216,384
自己負担(割合適用後)
¥21,638
高額介護サービス費の月上限
¥44,400
高額介護サービス費 還付見込み
¥0
還付後の月額自己負担(保険内)
¥21,638

※ 厚労省「サービスにかかる利用料」「高額介護サービス費」基準額、令和6年度介護報酬告示の区分支給限度額を元にした標準モデル。地域加算・特定処遇改善加算・施設の食費居住費は含みません。実際の請求はケアマネジャー作成のケアプランと事業者の請求書でご確認ください。

この計算機で何がわかるか

「親が要介護認定を受けた、月の介護費用は実際いくら?」を 要介護度(要支援1〜要介護5)×所得区分(5段階)×利用率×負担割合(1〜3割) の4軸で試算します。さらに 高額介護サービス費の還付見込み まで自動計算するため、家計負担として残る実質額が分かります。

厚労省「サービスにかかる利用料」、介護報酬告示(令和6年度改定)の区分支給限度基準額、高額介護サービス費の負担限度額(令和3年8月以降)を元にしたモデルです。

計算式の根拠

区分支給限度基準額(月・単位)

介護保険で給付の対象となる上限。1単位=10円換算(地域加算は省略)。

認定区分単位/月円換算(10円/単位)
要支援15,03250,320円
要支援210,531105,310円
要介護116,765167,650円
要介護219,705197,050円
要介護327,048270,480円
要介護430,938309,380円
要介護536,217362,170円

自己負担割合

本人の合計所得金額により判定。単身世帯(年金収入のみ)の目安

区分年金収入の目安負担割合
一般〜280万円未満1割
一定以上所得280〜340万円未満2割
現役並み所得340万円以上3割

高額介護サービス費(月額上限)令和3年8月以降

自己負担がこの上限を超えた分は 申請により還付 されます。

所得区分月額上限
生活保護・年金80万以下等15,000円
世帯全員市町村民税非課税24,600円
一般(住民税課税世帯)44,400円
課税所得380〜690万円未満93,000円
課税所得690万円以上140,100円

計算式

利用サービス費(10割) = 区分支給限度額 × 利用率
自己負担(割合適用後) = 利用サービス費 × 負担割合
還付見込み = max(0, 自己負担 - 高額介護サービス費上限)
還付後の月額自己負担 = min(自己負担, 高額介護サービス費上限)
実質月額 = 還付後の月額 + 介護保険外サービス費

入力項目の補足

  • 要介護度:認定通知書に記載の区分。要支援は1〜2、要介護は1〜5。
  • 負担割合:負担割合証で確認。毎年8月に前年所得を基に見直し
  • 利用率:区分支給限度額に対するサービス利用割合(0〜100%)。在宅で限度額一杯まで使うなら100%。
  • 所得区分:高額介護サービス費の判定区分。世帯員全員の課税状況で決まります。
  • サービス形態:在宅サービス(訪問介護・通所介護等)か、施設サービス(特養・老健)。
  • 介護保険外サービス:配食・自費ヘルパー・家事援助などの保険対象外費用。還付対象外

ケース別の例

ケース1:要介護2・1割負担・在宅・利用率80%・一般所得

  • 区分支給限度額:197,050円
  • 利用サービス費:197,050 × 0.8 = 約157,640円
  • 自己負担(1割):約15,760円
  • 高額介護サービス費上限(一般):44,400円 → 還付 0円
  • 月額実質負担:約15,760円、年間 約189,000円

ケース2:要介護4・2割負担・在宅・利用率100%・一般所得

  • 区分支給限度額:309,380円
  • 自己負担(2割):約61,876円
  • 高額介護サービス費上限:44,400円 → 還付 約17,500円/月
  • 還付後月額:44,400円、年間 約533,000円
  • 申請を忘れると年間21万円の差が出る目安

ケース3:要介護5・1割負担・施設・住民税非課税

  • 自己負担(1割):362,170 × 0.1 = 約36,217円
  • 高額介護サービス費上限(非課税):24,600円 → 還付 約11,617円/月
  • 還付後月額:24,600円
  • ただし施設では 食費・居住費(ホテルコスト)が月5〜10万円別途。低所得者は補足給付で軽減。

ケース4:要支援2・1割負担・在宅・利用率50%・一般所得

  • 自己負担:105,310 × 0.5 × 0.1 = 約5,266円/月
  • 還付なし、年間 約63,000円

よくある誤解・注意点

  • 「高額介護サービス費は自動で引かれる」は誤り:上限超過分は 市区町村への申請 が必要。初回のみ申請し、以降は自動振込のケースが多いものの、引越し・世帯変更時は再申請が目安。
  • 「2割負担になっても44,400円までだから安い」は早合点:高額介護サービス費の上限は 保険内サービスのみ対象。配食・自費ヘルパー・福祉用具レンタル超過分・住宅改修費は還付対象外で、別途家計を圧迫します。
  • 「施設は限度額がないから青天井」は半分正解:施設サービス費は区分支給限度額の管理対象外ですが、自己負担割合は同じです。ただし 食費・居住費は介護保険対象外 で、特養ユニット型個室なら月13〜15万円が一般的目安。
  • 「負担割合は変わらない」は誤り:負担割合は 毎年8月に前年所得を基に見直し。年金繰下げ受給開始や、退職後数年でパート収入が増えると、翌年8月から1割→2割に上がるケースがあります。
  • 世帯合算で還付が増えることがある:同じ医療保険の世帯員(夫婦等)の介護自己負担は 世帯合算 が可能。1人だけで上限以下でも、夫婦合算で上限超過になれば差額還付が目安。
  • 高額医療・高額介護合算療養費:1年間(8月〜翌7月)の医療費+介護費の合計が上限を超えた場合の還付制度。本機では月単位の高額介護サービス費のみ計算しています。年単位では別途試算が必要。
  • YMYL注意:本計算機は介護費用の目安を試算する道具であり、個別具体的な制度利用の助言ではありません。実際の費用・適用区分は 市区町村の介護保険課・地域包括支援センター・担当ケアマネジャー にご確認ください。

関連計算機

参考資料

よくある質問

操作・計算根拠まわりでよく聞かれるポイント

公開: 2026年5月7日 / 更新: 2026年5月7日

本計算機は公開統計を参照した参考値を提示するものであり、個別の状況によって実額は変動します。

本計算機は一般的な目安を示すものであり、診断・治療・服薬の助言ではありません。具体的な健康判断にあたっては、医師・薬剤師・公的機関の最新情報にご確認ください。

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